木津川アート2021ディレクター・長谷川政弘さんより、レポートをいただきました!
ここから先、文と写真は長谷川さんです。
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木津川アート2014の招待作家の
向山潔さんと今年2021の招待作家の
西村正徳さんの参加しているグリーンアートギャラリーというアート展示を見るために
淡路夢舞台に行ってきました。
この展示は
「淡路花博20周年記念花みどりフェア」という大きなイベントの中の一つです。
会期は3月20日(土)〜5月30日(日)までやっています。
淡路夢舞台の建築群は、言わずと知れた安藤忠雄氏のグランドデザインです。
その大空間に挑むように二人の作家が様々な場所で素晴らしい空間を創造していました。

「楕円フォーラム」に展示されたお二人の作品。左の黄色い作品が西村さん、右の作品は向山さんの作品です。

西村さんの作品の特徴は商業用テントの生地に無数のパンチングで穴を開けているのが特徴です。三角のユニットパーツ組み換えることで様々な場所に対応することが可能でそこへ今回テーマのグリーン(植物)を合わせることで新しい展開を見せています。

向山さんは水面に芝の島をつくって樹々を思わせる木彫とセンターにモニュメンタルなタワー状のオブジェを配置していました。

「貝の浜」の西村さんの酸素ボンベを加工した黄色い花のような作品。この大空間でも酸素ボンベの造形と黄色い花は強烈なインパクトを持っています。

円形フォーラムの巨大傘の展示。直径8メートルの黄色い傘は西村さんの代表作です。

この日はあいにく曇りでしたが晴天ならば傘の穴から漏れてくる光のシャワーを浴びることができます。
夢舞台にはこのスポット以外にも様々な場所にお二人の作品が散りばめられておりました。作品を探しながら建築をめぐるのも楽しい時間です。

今回のイベント作品ではないのですがずいぶん前から常設展示してある「山回廊」の長谷川作品も健在です。

「百段苑」からの大阪方面のナイスな眺望。素晴らしいロケーションです。
入場は無料なので淡路島に行かれる際は是非お立ち寄りください。お天気に恵まれたら本当に気持ちのいい時間が過ごせますよ。5月30日まで開催されております。
レポート 長谷川政弘
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なんと!これは行ってみたいです。
こんなご時世なので、是非ともおでかけください!とは言いづらい感じもありますが、
屋外の大きな作品。期間も長いですし、
無理のない範囲で出かけてみるのもよいですね。
西村正徳さんの展覧会情報などは、
ホームページに掲載されています。
新しい作家さんが木津川アートに参加してくださること、とても楽しみです。
詳しい場所などは、
淡路夢舞台ホームページに掲載されています。
向山さん、西村さん、長谷川さんの作品がみられる淡路夢舞台、とても魅力的な場所を紹介してくださいました。
長谷川さん、ありがとう!!!
posted by 木津川アートスタッフ at 00:09|
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